会社経営

合同会社の変更登録申請をやってみました

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さてさて、この度、今までとは別の事業を始める事になりまして、会社の目的を多少変更する事になりました。そこで、『変更登録申請』をやってみる事になりました。

とりあえず、どうやるかを相談に法務局へ。だいたい相談に行くと懇切丁寧に教えてくれるので分からない事がある場合は即相談です。

相談結果、どうやら『合同会社変更登記申請書』を作成し、登録免許税30,000円を払えば出来るらしいとの事で早速作成します。

定款の変更

まずは、定款の変更をします。定款の変更については、提出の必要がありませんので、同意書を作成して保管しておけば大丈夫です。もし、現行定款の提出の必要があれば適時作成してプリントアウトします。

同意書見本

必要書類を用意する

合同会社変更登記申請書

一応、このような見本をいただいたのですが、右上にVer.1.1と書いてあり、更に新しいバージョンがあるようなので、法務局のウェブサイトからダウンロードします。法務局のウェブサイトの検索に合同会社変更登記申請書と検索するとPDFファイルがダウンロードできます。

法務局のバージョンはVer.2.1と書いてあるので、これが最新でしょう。見本がダウンロード出来たらWordでも何でもいいので作成していきます。

①合同会社変更登記申請書

合同会社変更登記申請書見本

まずは一枚目『合同会社変更登記申請書』

履歴事項全部証明書を見ればだいたいわかりますね。

  1. 会社法人等番号 ○○○○-○○-○○○○○○の12桁の数字です。
  2. 商号 そのままです。新しいバージョンはフリガナをつけるようになったようです。称号を変える場合は下に新商号を書きます。
  3. 本店 住所を書きます。正式な住所を書くようなので、履歴事項証明書を見ながら書いた方がいいです。
  4. 登記の事由 今回は目的の変更なので、「目的の変更」と書きます。
  5. 登記すべき事項 別紙に書きますので、「別紙のとおり」と記入。
  6. 登録免許税 金30,000円です。
  7. 添付書類 総社員の同意書 1通。代表社員が行けない場合は、委任状 1通と書きます。

その下に登記申請年月日、申請人に会社名を書き、その下に代表社員の名前、連絡先を記入して1枚目は出来上がり。

②登記すべき事項

登記すべき事項見本

次に登記を変更する箇所を書いていきます。

  1. 商号  会社名
  2. 原因年月日  定款を変更した日にち
  3. 目的  こちらに変更後の目的を書いていきます。修正ではなく上書きなので、変更が無い箇所も全て書いていきます。

③収入印紙貼付台紙

3万円の収入印紙を貼って貼り付けます。

④同意書

同意書見本

次に同意書です。見本の紙に書いてある通りですね。定款の通りに書いておけば大丈夫です。商号が第1条、目的が第2条になります。

合同会社の場合は社員全員の同意が要りますが、自分の場合は一人だけなので、私一人で大丈夫です。

社員の印鑑は認印で大丈夫です。

⑤委任状

委任状見本

最後に委任状ですね。私のように自分で行く場合は必要ありません。これも見本の通りに書けば大丈夫です。

最後に全てホチキスで製本した後、法務局に届け出してある社印で割り印をして完成です。印紙は法務局で買えばいいので、申請書を持って法務局へレッツゴー!

法務局に書類を提出

収入印紙窓口で30,000円の収入印紙を買って、印紙の台紙に貼り付けて窓口に提出。これで手続きは完了です。

受付番号が書かれた紙がもらえるので、そちらに今後の流れが書いてあります。手続きは、だいたい一週間くらいで終了します。もし、何かあればその間に電話が入ります。何も連絡が無ければ問題なく手続きが完了した事になります。もし、履歴事項証明書が要る場合は、その後、発行手続きになります。少し時間はかかりますが手続き自体は、そんなに難しくありませんので、充分自分一人で出来るレベルですので是非自分で挑戦してみましょう。

追記

書類提出後1週間何も連絡がありませんでしたので、これでうまくいっているはずです。履歴事項全部証明書を取ってきましたが、無事に変更が完了しておりました。

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